HOME >> 腎臓内科Q&A〜腎臓内科には、どういう時にかかった方がいいの?〜 < 前のページへ戻る


 

Q1.腎臓内科と泌尿器科の違いを教えてください

Q2.医者に牛肉を食べるのも控えるように言われましたが何故ですか?

Q3.腎臓は、どのぐらい悪くなったら診てもらった方がいいのですか?

Q4.慢性腎臓病は人に感染するのですか?

Q5.主人が検査で慢性腎臓病といわれたようです。しかし痛くも何ともなく、その後は通院していません。大丈夫なのでしょうか?

Q6.毎日、約2リットルの水を飲んでいます。腎臓に負担がかかって、話題の慢性腎臓病になってしまいますか?

Q7.家族が慢性腎臓病で通院しています。私にできることは何ですか?

Q8.腎臓の病気になると、腎臓は大きくなったり、小さくなったりするのですか?

Q9.以前に腎臓が1つ摘出していて、今は腎臓が1つです。腎臓の病気になりやすいのではないかと心配です。どのようなことに注意したら良いでしょうか?

Q10.腎臓の大切さを感じました。腎臓を強化する方法はあるのですか?

Q11.顔や足がむくみがとれません。医者に行こうかと迷っています。行くなら腎臓内科が良いのでしょうか?

Q12.病院で食事に気を付けるように言われました。甘い物も、塩辛い物も大好きです。腎臓のためにはどちらをやめるべきでしょうか?

Q13.痛風になりました。腎臓内科でも診てもらった方がいいのでしょうか?

Q14.腎臓内科で指導を受けて、食生活などを改善していくと、どのくらいで効果がでるものですか?




Q1.腎臓内科と泌尿器科の違いを教えてください

  腎臓内科 泌尿器科
どのようなときにかかるのか? 「血液にある必要なものと不必要なものを選別し、必要なものは体内に残し、不必要なものは尿として体外に排出する」という腎臓の機能が低下したときに発生する、以下のような症状を診療してもらう科です。 膀胱、尿管、腎臓、前立腺などの以下のような症状を診療してもらう科です。
関連する病気や症状 ・腎炎
・ネフローゼ症候群
・腎不全
・糖尿病性腎症
・がん(腎臓がん、前立腺がん、膀胱がん、尿管がん)の診療
・膀胱、尿管、腎臓に石ができてしまった時の診療
・前立腺肥大の診療
・尿道炎の診療
・膀胱炎の診療

 



Q2.医者に牛肉を食べるのも控えるように言われましたが何故ですか?

腎臓の機能が低下している場合、タンパク質を制限した方がいい場合があるのです。 タンパク質を摂取すると尿素窒素が生まれます。その尿素窒素というのが腎臓に負荷をかけるのです。 ですから、タンパク質を制限したほうがいいのですね。


想像ですが、あなたが医師に「焼肉が好き」と言ったのかもしれません。そのために医師から「牛肉を控えるように」というお話しがあったのかもしれません。実際には、牛肉を食べるのが悪いのではなく、タンパク質を制限しましょうということだと思います。




 

Q3.腎臓は、どのぐらい悪くなったら診てもらった方がいいのですか?

腎臓が悪くなったことを自覚できるような何かしらの症状がでてきたときには、相当に進行している可能性が高いです。その場合、元の機能に戻すことができず、進行を食い止める治療となることもあります。
糖尿病、脳卒中、心臓病、脂質異常症といった病気が合併していることがあります。また、これらの病気になり易い体の状態に進んでいることがあります。ほっておいて良いことは何もないので、早く専門家の診察を受けましょう。


 



Q4.慢性腎臓病は人に感染するのですか?

慢性腎臓病は、風邪やB型肝炎などのようにウィルス性のものではありません。ですから、人に感染する病気ではありません。また、ウィルスの潜伏期間があったり、発症するというようなものではありません。

 



Q5.主人が検査で慢性腎臓病といわれたようです。しかし痛くも何ともなく、その後は通院していません。大丈夫なのでしょうか?

確かに、慢性腎臓病といわれるようなお体の状態でも、痛い、調子が悪いなどの自覚症状がないことがほとんどです。ですから、継続した通院もしていないのだと思います。しかし、Q3.にもあるように、糖尿病、脳卒中、心臓病、脂質異常症といった病気を合併したりこれらの病気になり易い体の状態に進んでいることがあります。早期の治療をおすすめします。

 



Q6.毎日、約2リットルの水を飲んでいます。腎臓に負担がかかって、話題の慢性腎臓病になってしまいますか?

2リットルの水を飲んでいることは関係ありません。(4リットル、5リットルと飲んでいると、別の話がありますが)
むしろ水を飲まなさすぎで、脱水症状のようになっていると腎臓が機能するための水分がなく腎臓に負担がかかる状態になりやすいと考えられます。 ちなみに、夏の暑いときに水分が足りなくなって熱中症となった場合に、一時的に腎不全(急性腎不全:腎臓の機能停止)となることもあります。
ただし、むくみがある場合は、水が溜まりすぎてしまうこともあります。
気になる場合には、専門の医師に診てもらうことをおすすめします。


 



Q7.家族が慢性腎臓病で通院しています。私にできることは何ですか?

あなたが奥様の場合は、食事療法がとても大事になります。ぜひ協力してさしあげてください。
もし、わからないことがあれば、奥様から直接、医師や管理栄養士にも相談なさってみてください。
ストレスについてですが、ストレスがあるために、食べ過ぎ、飲みすぎ、タバコの吸い過ぎなどになるのでしたら、ストレスの緩和にも心がけたいものです。

あなたが子どもさんの場合ですが、子どもさんが何かするというよりも、病気について正しい知識を身につけてみてはいかがでしょうか。がんとは異なって、ほとんどの場合「余命がこのくらい」というような病気ではありません。ふだんの生活が大事ですから、おだやかに規則正しい生活をするように、お父さんに協力してください。

 



Q8.腎臓の病気になると、腎臓は大きくなったり、小さくなったりするのですか?

腎臓の機能が低下すると、おおむね腎臓の大きさは小さくなります。 多発性嚢胞腎(たはつせいのうほうじん)という病気の場合などは腎臓が大きくなります(赤ちゃん程度の大きさになることもあります)。



Q9.以前に腎臓が1つ摘出していて、今は腎臓が1つです。腎臓の病気になりやすいのではないかと心配です。どのようなことに注意したら良いでしょうか?

1年に1度の健診での検尿異常や血圧などの結果に注意し、異常があれば腎臓内科への受診をお勧めします。血液検査で腎機能が確認されていれば尚、安心です。

 



Q10.腎臓の大切さを感じました。腎臓を強化する方法はあるのですか?

腎臓の大切さを感じていただいたのはうれしいことです。
ただし、腎臓を強化する方法はありません。腎臓は年齢と共に、ゆるやかに弱くなっていくものと考えて下さい。ですから、よい腎臓の状態を長持ちさせるためのことはできます。腎臓のことを意識して、ふだんの生活を節制することを心がけて下さい。




Q11.顔や足がむくみがとれません。医者に行こうかと迷っています。行くなら腎臓内科が良いのでしょうか?

まず、むくみというのは主観的なもののことがあります。なぜ、なぜむくんでいるのか何が悪いのかを診てもらうことです。 むくみというのは、腎臓の病気以外にも考えられます。 腎臓内科にかかるのがいいのですが、もし、お近くにないのでしたら内科にかかってみてください。



Q12.病院で食事に気を付けるように言われました。甘い物も、塩辛い物も大好きです。腎臓のためにはどちらをやめるべきでしょうか?

2つに1つといわず、どちらも控えて下さい。
味受けの濃いものは避けて下さい。 甘い物を食べ過ぎて糖尿病に一直線、塩辛い物も食べ過ぎて腎不全に一直線です。 調理方法で満足が得られることもあります。管理栄養士さんにも相談してください。




Q13.痛風になりました。腎臓内科でも診てもらった方がいいのでしょうか?

痛風(病名としては高尿酸血症)というのは、血液中の尿酸が高くなって、痛みがでるものをいいます。
尿酸が高いと、結果的に腎臓に負担がかかり、腎臓の機能が低下することがあります。
(逆に、腎臓が悪くなると、尿酸がたまりやすくなるので、高尿酸血症になるということもあります)
ですから、腎臓について主治医さんからお話しがなくて、腎臓の機能についても心配なようでしたら、腎臓内科にも相談されてみてください。

 



Q14.腎臓内科で指導を受けて、食生活などを改善していくと、どのくらいで効果がでるものですか?

人によって、症状によって様々です。 2週間するだけで、数字が改善されてくることもあります。 お薬でウィルスを退治したり、外科的な手術をするわけではありませんので、じっくりと継続していくことが大切です。 主治医の先生と二人三脚でがんばっていきましょう。